…モズレーって一体…

「そしてタイヤ問題が、彼等が述べているほどの重大性が亡いのではないかと疑惑を感じ始め、非常に苛立ったんだ。今回の事態は、人工的に、そして故意に作られたのではないかと感じたよ。」

どー考えった、今回のタイヤ問題はミシュランおよびユーザーのメリットは無いと思う、強いてあげればモズレーの顔をつぶすってくらいだけど、デメリットに見合うほどの物ではないよね…

…去年、FIAの評議委員会内で反モズレーの動きが活発化した時期があった。しかし、反モズレー陣営では肝心の事が決めれなかった、それは「ポスト・モズレーは誰か」…そして、モズレーは反モズレー内のポスト・モズレーが固まる前に捨て身というかアクロバット的な反撃を嵩じた。
それは、辞職だった…それを受けて反モズレーは喜ぶどころか困惑してしまった…それは、反モズレー内でも数派が分かれそれぞれ候補を立てようとし、それがまとめ切れないでいたからだった…結局、反モズレー内の各派が「あっちの候補になるくらいならモズレーを継続させて、その間に体制を固めよう」との思惑をもってしまい、結局、反モズレーの殆どがモズレーに対し慰留の申し出をした…ここらあたりから、ちょっとFIAモータースポーツがおかしくなってきた気がします。

さて、三国志曹操の晩年など、史実や小説等である権力の頂点に達した人物…特に苛烈な勝ち抜きをしてきた人に良くある精神的なトラウマとでもいうのか…猜疑心に心を支配されるという事を良く目にします。それは、自分が色々策謀や攻撃をし、自らが頂点に立つまではその行動による緊張感や満足感を得る事が出来るのですが、いざ頂点に立ってしまうと、それまでの他人への攻撃などがなくなり、逆に今まで自分が敵に対して行ってきたの同様な事をいつ自分にされるかの猜疑心のみに心が支配されるって状況…なんとなく、最近モズレーのコメントでそんなことを思い出してしまった…

ミシュランとチーム側がファンに対する補償をして、そしてインディアナポリスがそれを直ぐに適用すれば、来季もインディアナポリスでレースがあるだろう。ただ、日々彼等が補償することを遅らせれば、それだけファンを見る目がないということだよ。」

しかし、IMS・ファンに対しての窓口はFIAとFOM…だから、補償はこの二つが行って、その額の補填を責任割合でFIA・FOM・ミシュランミシュランユーザーチームがって事になるんじゃ…

もし、演劇やオペラで主役が突然バックれた時に、劇団や開催組織がファンに対して「悪いのは主役の役者だから、補償はそっちに」じゃ話にならないと思うんだけど…ファンを見る目がないのは誰だろう…

「有罪となれば、警告レベルから半永久にこのスポーツへの参加を禁止する可能性もある。ただ、その両者のいずれかではなく、その間のレベルになるだろう。」

…BARの燃料疑惑…結局BARが意識的に不正を行った事は不問となるが燃料を抜けという指示に対してコレクター部の燃料を抜かなかったと灰色決着で2戦出場停止…。

それを基として考えると…今回はモズレーから見て明らかにFIAへの叛意からボイコットと見るなら完全に意識的な不正な行動となるはず。って事は7チーム今シーズン除外、さらにレースに出たがボイコット未遂でミシュランチーム擁護のミナルディは2戦出場停止が妥当じゃないかな…って、やれもんならやってみろって感じですね(^^;

さて、前日の記事の通り、フェラーリすらもミシュランの肩を持ち始めた今、そろそろバーニーのダークフォースが炸裂かなぁ。実は私、意外とこの爺さんが好きなんだよね…(儲けすぎはいただけないけどね)