星を継ぐ者

初日に行ってきました。

私は、初日の午後に行ったのですが、予想通り上映館限定プラモは速攻で売り切れだったそうです(最近のシネマフレックス・タイプの映画館は映画見なくてもグッズ売り場まで行けちゃうから…なんか、ヤフオクとかにどっと流れたら嫌だなぁ)
後は目ぼしいグッズもなく(初めからなかったのか、良い物は売り切れたのかは???)、プログラムを購入(プログラム…ちょっと薄すぎ…)

でもって、映画の感想ですが…
とりあえずは3部作の1作目で、ストーリーはテレビと同じですので…(ただし、最後のエンディングはストーリーに変更があるという噂です)

という訳で映画の感想としては…うーーん、微妙…雑誌やネットで紹介されているほど、諸手を挙げて賞賛は出来ないのが正直な感想。

なぜかというと…人物劇でもMSのバトルでも新作カットの出来がすばらしいんです。これは、TV放映と現在ののアニメ・CG技術の格差を考えれば当然ですが、その素晴らしさ故の旧作部分とのギャップが激しすぎるんですね。しかも、旧作部分とのギャップを埋める為に新作部分にわざと画質劣化させるようなエフェクトをかけて…だったら、オール新作画で良かったのでは…まぁ、いろいろ事情もあるんでしょうけど…

また、第2・3作での物語りの確信部分をきちっと時間をかけたい為か、今回かなり飛ばしています。TV版を見てる人はついていけるけど、見て無い人の事は置いてきぼりって感じですね…やはり、シナリオから作り直さねば、結局今までのTV→映画化=ダイジェストっていうおなじみパターン…特に今回はラスト1/3くらいから、新作部分の比重が高く、その分、前2/3の「詰め込み」が厳しんですね。

実際に、私達の横には夫婦+子供二人の御家族連れが居たのですが…どうも、見たかったのは御主人だけのようで…子供のみならず奥さんも途中から飽きていたようです…(--;

でもって良かったのは…新作部のアニメ・CGのクオリティの高さ、バンダイと共同でやっている試行的アニメのガンダム・イボルブでのスキルが発揮されています。だから、なおさら…なんですね…。

また、BGMですが、ほぼTV版の音楽でした。実は、私はこれについては大賛成。最初にTV版のBGMが流れた時に、思わず「おぉ」と漏らしてしていたのを、横で○ッチが気付いて「ふふっ、満足してる、満足してるな」と思ったそうです(^^ゞ

そして、最後の最後に「ZGⅡ-恋人たち-」の予告がチラッと…次回からベルトーチカとフォウが登場…
その予告のバックで新作のZの可変シーンが流れるのですが…MS→WRの可変が凄いスムーズで自然!!
TVの可変は、「アレはパイロットがGでおかしくなるだろう」って感じでしたね…そこに驚きました。

ちなみに…「ZGⅡ-恋人たち-」は10月公開予定です。
若干、今回否定的な感想を持った私ですが…もちろん、見ねばなるまいと思っています(だって、フォウが…(^^ゞ)