犯人は誰???

最近マクラーレンロン・デニスが今年のフェラーリ+ブリヂストンのコラボ失敗について「1チームがタイヤを専用化してきた事の報いであり、自業自得である」なんて事を言ってるようですが…たしかにそれは当たっているんだけど…
しかし…去年以前のブリヂストン+フェラーリ=最強の状況を招いたのは、もともとの原因はブリヂストンかもしれないがロンにも一端はあるわけで…
以前も書いたかもしれないけど、最初ブリヂストンと共にチャンピオンになったのは言うまでもなくマクラーレン、そしてミシュランの復帰時にウィリアムズ+ミシュランの予想以上の強さから危機感を持ったブリヂストンが、まずマクラーレン、そしてフェラーリに「タイヤテストの体制強化」すなわち、レギュラーテストドライバー(当時、マクラーレンパニスフェラーリは当時からバドエル)にもう一人タイヤチェック用のテストドライバーを用意して欲しいとリクエスト。それに対しマクラーレンは「テスト体制は現状で十分」と答え、フェラーリブリヂストンのリクエストに答えテストドライバーを増員、その結果ブリヂストンにはフェラーリのデータが多く提供され、それを元に開発したタイヤが自然とフェラーリ向きになったって事…更にはブリヂストンの提案でマクラーレンフェラーリのタイヤテストデータの共有化というのもあって、これは両チームとも了解したけど、はなからこの2チームでそんなことも出来るはずもなく
しかも、ミシュランに移ったマクラーレンは結局自分達がいなくなったことで、より結合が深くなったフェラーリ+ブリヂストンに対抗するため結局自分達もテストドライバー2名体制にしてる…だったら、最初からブリヂストンでテストチームを強化しておけばって話なんだけどねぇ