F1じゃなくインディでピザの話

ピザを食べて思い出した。

確か1990年だったか、インディ500でアリー・"フライング・ダッチマン"・ルイエンダイクが初優勝したんだ。ルイエンダイクはズーッとドミノ・ピザのスポンサーでインディレースに参戦していたはず。たしか、ドミノ・ピザのオーナーもオランダ系の人でその縁でルイエンダイクを応援してたと思ったけど、ちょっと自信なし。ルイエンダイクのインディで喜んだのは本人は当然だけど、そりゃ、ずぅーっと応援してたんだしね、ドミノ・ピザのオーナーも自分の事の様に大喜び…だったけど…(・_・;

自分の社名が入ったマシンがインディ制覇したって事は、ドミノ・ピザでピザのデリバリーをしていたアンチャン達も大喜び。だって、このアンチャン達がピザのデリバで使うスクーターはルイエンダイクのマシンと同じカラーリング!!
ってことで、アンチャン達はデリバの時にスクーターで飛ばす飛ばす。「俺達ぁ、インディ・チャンピオンだ!!」って誇りと、他社のピザのスクーターに速さで負けることは「インディ・チャンプの恥」になるという意地で(って、あんたらがチャンプな訳じゃないって)。まぁピザの配達は速さが勝負だから、速きゃ客も喜ぶし…って、賢明な読者ならお気づきであろう…スクーターで飛ばすって事は、そのまま事故の増加につながる訳っすよ。しかも、さすがアメリカっていうか…半端なく事故が増えちゃった。当然、事故増える=ピザの遅延・未配で苦情が殺到、おまけに保険会社の保険料はドミノ・ピザだけ上げられちゃって…
結局、ドミノ・ピザのオーナーは、せっかく応援し続けたドライバーがインディ・チャンプになったのに、この現象のために、たった数ヶ月で泣く泣くスポンサーを辞めなきゃいけなくなっちゃった……アメリカ人っていったい…┐(ー。ー;)┌

…最近、思い出話が多い…もう歳か?…もう人生カウントダウンか?(しゃれにならない…(T_T))