エンジン開発凍結案がまとまった…か?

なんでもFIAGPMAでのエンジン開発の凍結案がまとまったようです。

要旨は

2006年(今シーズン)の最終戦・中国GPで使用したエンジンの同仕様を2009年の開幕戦まで使い続ける
2008年は最大回転数190000に制限される
2009年は燃料消費効率についてのレギュレーションを制定。
2009年レギュレーション2006年12月31日までに策定する。

って事です。

まだ不確かですが、2008年まででも同仕様のエンジンであれば19000回転までの間でのチューニングはOKらしいです。しかし、何を持って同仕様と認定するかは不確かです。シリンダーとベースが変更されなければ例えばピストン形状はどうなるかとか、クランクのウェイトまで駄目なのか…ちともめそうな気もするけど。
また、19000回転に達していないエンジンは他の全チームの同意が得られれば到達の為の開発も許されるようですが…今、19000に達していないエンジンって有ったっけ???

私としては、技術って観点からだと、燃費規制ってのが面白いと思うんですけど…これって、一般の車にもフィード・バックできそうな技術だし…ただ、F1の場合は資金を湯水の様に使って高効率エンジンを作ったけどコストが高すぎてフィードバックできないなんて事もありそう…
で、資金的な観点で規正するとどうしても、技術開発を抑制するって事になっちゃうんだよね…

で、もっと問題なのは…当然、これから中国GPまで各メーカーはラストスパートでなりふりかまわず開発をすすめると思います。その結果…最終戦時に明らかにエンジン性能に差が付いてしまった場合…その格差が、その後数年開いたままって懸念が出てきます。そうなると、毎レースパターンが決まっちゃってつまらなくなっちゃうなぁ…