読書感想文@動揺

週末、例によって寝たきっているので、まずブックオフに…一冊の在庫も無く…本屋に行く。人気なのか、私の持ってないので在庫が「動揺」しかなかった。

重ね重ねの報告だが、私はアニメが先で原作が後である。「んー、きっと動揺と言うからには"ライブアライブ"だろう」と思っていたがネットで確認するとビンゴだったので後回し候補…。だった。が、他に無いし、その他の話も載っているのでコレを購入。

ライブアライブとミクルの冒険はパス(ってのは読んだけど、テレビのままなんで)

ヒトメボレLOVER
…この話は嫌いだ…多分、エンドレスエイト雪山症候群・消失って順番で読んでいたので有希に対して感情移入してしまっているのだな、私は…有希の境遇に…
しかし、気になるのは中では古泉が"機関"以外で有希への接触を謀る組織の存在を告知している点。
「雪山…」で有希を力尽きさせるほどの異空間を発生させた犯人も判らない…古泉や有希がまた戦う羽目になる流れは仕方ないがSF的バリバリ・バトルはしないで欲しいなぁ

・猫はどこへ行った?
…うーん、単行本書き下ろしなんだけど…冬合宿の終わりなだけで…「孤島…」の方の事件は、事件自体はもう物語の冒頭から「機関」のサプライズって事は見えていた…けど、死亡の真相には私も気付かなかったし、転落時や洞窟内でのハルヒの微妙な心理変化があって面白かった。前出の「雪山…」は全然別の話だから興味深くはあったけど…これは、用意していた推理ゲームのネタ披露で、その推理ゲームもちとつまらなかったなぁ…まぁ、ハルヒ鶴屋さんのダブルプラトンでの破壊力は恐ろしいって事位でしょうか…
しかし、古泉の「機関」も有希の「ヒューマノイド・インターフェース」も複数送り込んでいるし、それぞれが一枚岩ではなく、敵対勢力もあるようだし(「雪山…」とか「朝倉事件」)、宇宙人・未来人・超能力者…に異世界人って可能性もあるとすると…鶴屋さんも普通の人なんだろうか…ハルヒのスリップストーリに付くだけでなくインを刺してオーバーテイクして、されにスリップでハルヒを引っ張るようなハイテンションはパンピーじゃない気がする…おまけに、おぼろげながら、有希・みくる・古泉・ハルヒが普遍的な人間じゃない事を看破し、キョンが普通って点に気付くあたりも…(←多分考えすぎ)

朝比奈みくるの憂鬱
…これは、まぁ、これでいいかなぁ…

って凄い感想文だな今回…手抜きじゃなくネタバレしない且つ正直に感想をこうなっちゃうなぁ