RESです

RESを書いていたら長くなったので記事にしちゃいました。

お久しぶりです。

このサスネタ…実は本館の講座でも触れていて、8割位被ってました…。しかし、現在の生態エネルギーの減少のせいか、あっちの方が簡素で面白い文章のような…

まず、元ネタですが…もう20年年間の色々な雑誌で複数で同じ記述があったものを記憶していたものという訳で、正確な文献を書き出すのは…勘弁してください。っていうか、例によって「受け売り・憶測・おぼろな記憶」で書いているので、文中にあるとおり思い出話の範疇と受け取ってもらった方が良いかも…

空力に関して言えば、現在発刊中の雑誌でもちょくちょく取り上げられるのでウィングカーなども話題になりますがアクティブサスに関しては完全に過去のものとなって最近の雑誌では取り上げられることもないですね…

次に、ロード・ノイズですが特にF1のアクティブでは処理していないと思います…。F1でロード・ノイズで困るのはドライバーがうるさい思いをするのと振動かなってことで速さと機器に影響がなければ二の次ってことですね。

で、文中のノイズとは電気的なノイズで、渦電流っていうのかな…電線など導体に電気が流れていると、その導体の周囲に渦巻状に電流が流れますよね、フレミングの右手の法則だっけ?左手?あれ?。
よく高圧電線の工事などで、直接電線に触れなくても感電する事故がおきているのはこのせいですね。

で、これがCPUに悪影響を起こします。が、これはロータス99Tとかの頃の話。その後、CPU等のブラックボックスの電気的なシールド性も良いなり、各電装品の使用電圧も小さいので問題になるほどのノイズも発生せず、その為の誤動作ってのはほとんどなくなっているはずです。

ちなみに、FW14頃のケーブルやケーブルコネクターは軍事用のものを使用していたらしいです。振動や熱でもコネクターが外れたりしないように点で。で、すっごいゴッツイものが付いていた画像を見た記憶がありますが、最近はだいぶスマートな物になっているようです(まぁ、軍事用の物もスマートになったのかもしれないけど)

文中にも触れているのですが、ロータスはサスの全てを制御しようとして失敗。ウィリアムズは空力的な姿勢安定の為だけにっていう空力的な装置として割り切ったの成功の元だったのですね。

そーいえば、確か、ロータスのアクティブサスが複雑化したのは、元々サスペンション全てを制御しようとしたのは勿論だけど、チャップマンの死後、ロータスGMの傘下に収まったときにGMの意向でロータスのアクティブサスを市販車にフィードバックさせる事をベースに開発する事を強いられたため、他の二番煎じチームがF1のライドハイドに特化したアクティブサスを作成していくのを横目で見ながらも複雑なシステムを作っていたという時期もあったようです…

ちなみに、たしかトヨタソアラ等もアクティブサスを市販車に搭載した時期があったと思います。ライドハイドは勿論、たしか路面にレーダー波みたいの照射しその反射率で路面の平坦さを割り出し(波が綺麗に帰ってくれば平ら、乱反射して帰ってくれば、その乱反射が大きいほど路面状態が悪い)それによって、ダンパーのオリフェスの絞りを調整したり、アクティブサスはエアサスだったので、スプリングレートを変えて乗り心地を変えるみたいな事までしていたと思います。(完全にうつろな記憶で書いてます)