鈴木亜久里氏 11番目のチーム発表!!

これは快である!!
興奮というより快感だなぁ〜


今日は鈴木亜久里氏から、FIAへの参戦申請の報告がありました。
内容的には既にテレビ、ネットで報道でされていますが、一応まとめてみると


チーム名
 SUPER AGURI Formula 1


エンジン
 ホンダV8


ファクトリー
 旧アロウズが使用したTWRファクトリー


シャシー
 AGURI (もろ名前ってのは…どうだろう…)


ドライバー
 佐藤琢磨と交渉中以外は未定
 二人とも日本人になること日本人が乗らない可能性もある
 まぁ普通に考えればデビットソン、山本、松浦なんだろうけど…ここは一つフナイ時代のつながりで本山って手もあると思うだけど…やっぱ日本チャンプに世界に挑んでもらおうよ!!
 (もしくは、もっと大物ドライバーを…ハッキネンフィレンツェン、フィジコだったら面白い)

タイヤ
 ブリヂストンを希望
 (亜久里氏がオールジャパンを意識しているのもあるが、ホンダとしては2007年にBS一本化した時にBSのデータが入手できるのは大きいって事もあるのかも)


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 ソフトバンクについては、「そのような大企業についてもらえれば嬉しい」とのコメントで否定はしていない・・・SONYとか東芝とか、かつてF1についていたCANONとかSANYOとかまだまだ日本の大企業はあるでしょう応援してよ〜


エントリー
 10月26日にFIAに参戦申請をしているの現在は承認待ち


というのが現状です。


今晩のスポルトでは、エクレストンもコメントしていましたね…日本人が二人乗るのを見たいというのはリップサービスだと思うけど、彼が亜久里氏を参戦をプッシュしているのは本当と思えるし(これは、エクレストンがF1が好きというのもあるが、現コンコルド協定では10チームの出場保障をしているから今のギリギリ10チームっては早く脱したい。さらに、これで日本のF1人気が上がればF1にまたジャパンマネーが流れてくることにもなるという点もある)


さて、実は私、亜久里氏は嫌いと言うほどでもないが好きではない時期があった…あれは、まだ日産がトリコロールカラーのCカーでルマンに参戦していた頃、荻窪NISMOでワークスドライバーのサイン会があって、星野・長谷見・鈴木利雄・和田選手と当時日産ワークスだった亜久里氏も参加、各選手が握手とサインをしてくれたんだ。各選手はファンの顔を見ながら握手をしてサインしてくれたのに亜久里氏だけは両隣の選手とずっとおしゃべりをして握手は手だけだしていて・・・他の選手が真摯な態度だっただけに…


その後の日本GPの3位…タナボタと言われるが、私にとっては「タナボタになれる位置にいる事はタナボタにもなれないよりはずっと好い」と常に言っているので良いのですが、やっぱ中嶋監督より先に表彰台ってのも悔しかったし、フットワーク・アローズでは彼より速いレーサーと組んでも1stドライバーって状況が・・・私はあのフットワーク時代がなければ亜久里氏はもう少し良いチームでポイントを取れていたんではないかと思ってるんだ(実際、ラルースで表彰台にたった時はベネトンからもオファーがあったくらいだからね)


で、そんな彼を見直したのは、フナイとのジョイントでチーム運営を始めて、今のオートバックスとのジョイントに移行した頃、ARTA亜久里氏が若手育成に力を入れ始めた事についてのテレビのインタビューの答えを聞いた時。
「子供にどうしたらF1レーサーになれるのと聞かれて、正直に答えるとしたら"君のお父さんや叔父さんにお金持ちがいないとむずかしいな"って答えになってしまう現状が嫌だった」って言う彼の話を聞いて少し見直したんだ…その後、きちっとチームの運営を続けてIRLまで上ってきたの見て、本気で若手を育ててるって感じを受けたんだよね。


さて、今回の発表はいろいろな噂が噂を呼んでいる事の歯止めの意味で行われたらしい(特にヨーロッパでは「やっぱりホンダの琢磨首切りのファンの怒りをかわす為のブラフ」って言う声が強くなり始めた事でホンダのイメージも下がるし)。


あとはFIAが正式承認するだけ・・・エクレストンのプッシュがあるから大丈夫だと思うけど…少なくとも2ヶ月でマシンを準備をはじめとしたチーム体制を作るのは大変だと思うけど、何とか実現してほしい・・・