情けない…1

やはりBARのエンジン交換が問題になるようです…初めから分かってたと思うんだけどね…たしかレース前のミーティングでも話題に出たらしいし。
それに、F1チームにレギュレーションについて紳士的解釈を求めるとか、グレーゾーンを突いた事を他チームが非難するってのもナンセンスなんだけど…だってほとんどのチームがドライバー保護のプロテクターにレギュレーション・プレートを使っている事があるって点でBARのリタイヤと考え方は大同小異って気がするんだけどな…(といっても表面上コメントしているのはトヨタだけみたい、他のチームは自分達のとこもやる可能性があるから非難しないって感じかな)

ちなみにに、レギュレーション・プレートとかレギュレーション・フィンってのはマシン各部の寸法がレギュレーションより小さかったりした時にレギュレーションに合致させるために小さい板などをつけて数字的な差を無くすためのもの。バージボードがフラット・ボトム(ステップ・ボトム)の規定に触れそうなときはボトムから板を延ばすとか、コックピット前の高さが足りない時に小さなフィンをつけて高さをますとか。まぁ、この例のような物なら良いんだけど、ドライバー保護の為のパッドのサイズまでレギュレーション・プレートでごまかすってのは…ねぇ…

最初ほとんどのチームはまじめにパッドをつけたんだけど、たしかルノー(当時はベネトン)とフェラーリがレギュレーション・プレートでごまかしているのを見て怒っていたんだよね。パッドをまともなサイズでつけると空力的に邪魔になるのでレギュレーションより低くパッドを作って、足りない分はフィンをつけてついでに整流もした。
で、結局はほとんどのチームがレギュレーション・プレート方式になったけど…。