物は言い様…

以前にも書いたけど、トヨタの新車はパッと見にはあまり変わっていなかったけど、すでに新エアロパーツは開発されレース開幕にはかなり違うマシンになっているそうです。

でもって、昨日雑誌で読んだのは…「すでにトヨタは去年のダウンフォースレベルをほぼ取り戻している」…本当かな…と疑ったけど、ある意味真実かもしれないとも思う。なぜなら…

今年の空力に関する主な変更は
フロントウィングのメインプレーンの高さを+5cmUP
・リヤウィングのメインプーレンの前縁の前進
・デフューザーの高さを減少
・リヤタイヤ直前のボディワークの空間確保
・バージボードの制限(これがどの程度の制限か良くわからない…)
これで、ドラッグをあまり増やすことなく、ダウンフォースが20%くらい減少するはずらしいです

で、トヨタはこの20%を取り戻したと…20%って大きいよね、簡単に出来る数字じゃない。しかし、去年のトヨタの一番の欠点が空力。もしこの空力が今年、他チームと肩を並べるレベルになったとしたら…。端的に言うと、去年の空力が他チームより20%劣っていて、今年平均的な空力を手に入れたとしたらトヨタ当社比では取り戻したことになるので???(裏を返せば、やっと平均的になっただけ…)

まぁー、自分がトヨタ車ユーザーなんでトヨタは応援したい身としては…嬉しい様な…複雑。

去年のトヨタって
・エンジン…フェラーリBMW・ホンダに近い
・シャシ…可もなく不可もなく
・空力…だめだめ、ルノーフェラーリ・BARに遠く及ばず
ってイメージだったよね。って事は、もしトヨタルノー並みの空力を手に入れたのなら…まさかがひょっとする???