TOYOTA TF106 …疑問

トヨタのTF106がいきなり発表されましたね。


とりあえず、前・後・斜後・斜前の画像を見ました。
まぁー、確かにお尻が小さいのかもしれないなぁ〜。っと、私程度の眼力ではこのくらいしか感想がでないのですが(^^;


もちろん、フロントサスは、マクラーレンと同型、TF105Bで先行採用したゼロキールのようです。今回はTF105Bとは違い、モノコック元々がゼロキールを意識して作られているはずだからヤルノが気にしていたような問題も少ないかもって期待が出来ます。


しかし、この時期に発表してすぐテストに使えるって事は、シーズン終了あたりには、もうモノコックが出来てシャシーをリグに掛けれるくらいまで出来てたんでしょうね〜。


とすると、8〜9月はTF105のアップデートをしながらTF105Bの実走準備をしながらTF106を最終組み立てしていたって事になる…TF105Bは105と106の中間バージョンとしても別の車だから3世代のマシンを同時進行していた。これはトヨタのやる気を感じさせるんだけど…ちょっと疑問が残る…これでいいのだろうかって疑問が…


だって、確かにかつてマクラーレンもウィリアムズもシーズン中にBバージョンを登場させた事があり、当然その間も次期マシンを開発しているわけですが…この時期に新車発表とはさすがに例が無いような気がする(もっとも、本年中に来期マシンを発表した例は過去にもあるが、Bバージョンを作成しつつってのは無いと思う…)


トヨタは現在レクサス・ブランドのV10スポーツカーを準備して実走できるプロトまで進んでいる、これを販売するにはF1優勝って看板がほしいってのもあるけど、必死すぎないか? …ってV10で車を準備しているのにF1がV8になっちゃうってのもかわいそうだけどね。


という事で…私の疑問点は”資金掛かり過ぎ”…それでいいのかなぁ…以前ブログで書いたんだけど、私は現在のチーム運営費の高沸の責任って実はターボ時代のホンダの体制って大きな要因だと思っているんだけど、今回のトヨタも思いっきりお金使いすぎって気がする。


これで、駄目駄目だと赤い服着た仮面の人じゃないけど「これで勝てなきゃ、お前は無能だ。」って台詞が…


後は、このシーズン後半の3台まとめて開発ってのが、一時期のトヨタのドロップダウンの次期と重なる様な気がするのは考えすぎかな


っていうか疑心暗鬼?