訃報 WRC

WRC第12戦　ウェールズ ラリーGB
レグ3SS15でプジョー307WRCのマルコ車が立ち木にクラッシュし、ナビのマイケル・パークが死去…

プジョーは当ラリーを撤退し、シトロエンのロウブは、それまでトップで優勝すればチャンピオン決定だったのですが、この状態でのチャンピオン決定を嫌い、コースインを意識的に遅らせてペナルティを受け優勝を放棄したようです。

今のWRCカーは、あの悪夢のGrB以上の速さになっており、前々から危険性も語られていました。しかし、エンジン出力は圧倒的にGrBより少なく、致命的な事故も少なくなっていて安全性の問題は軽んじられていたような気もします（90年代初めの頃のF1もそうでしたね)

WRCカーからS2000への移行が話題になっていましたがこれでその動きが加速するかもしれませんね…もっともS2000の思想は安全性よりもコストパフォーマンスが主導のように思えますが…

…ミニカー博物館や、このブログを始めてからも、幾多の訃報を書いてきました。モータースポーツから死亡事故はなくならないものと覚悟は出来ています。でも、できるだけ少なくなって欲しいとは日頃思っていますが…

マイケル・パーク選手のご冥福をお祈りします。

そして…勝手とは思うけど…プジョーのWRCは今年が最後なので、是非、悲しみを乗り越えてラリージャパンには雄姿を見せてくれる事を希望します。（一応S2000の開発は発表されたようですが…そちらも頑張ってほしいなぁ）

ガンバレ！！ ヴィクトル！！ （プジョーのライオンの名前）