アメリカGPタイヤ問題…その3…こんなんはどう??

1日たって色々と情報も出てきたけど昨日の時系列と大筋で有ってるようです。まぁ、フェラーリシケイン設置について問い合わせを受けていないかったとか細かく出て来てますが…ただ、ジャン・トッドシケインに関しては聞いても反対、ただしピットロードを使うのは可能ではなかったかとコメントしてるようです(ただ、これもサイトによって微妙にニュアンスが違うんだけど)。

FIAからは、やはり「ファンに楽しいレースを提供出来なかった責は全てミシュラン」とのリリース…そんな事は判り切ってるよね…じゃ、こんな混乱が起きた時にFIAはどう取り組むかって事は原因を作った物を非難するだけなんだね〜。

昨日、ミナルディは全チーム参加、ジョーダンは不明って書いたけど…どうもミナルディ・サイドの言い分では「ジョーダンもミナルディも他のルノーチームと歩調を合わせる合意をしていた。しかし、ジョーダンがグリッドに残ったのでミナルディも残らざるを得なかった」って事らしい…

エクレストンは怒っているね…元々エクレストンにしてみれば元々モズレーは子分…最近はエクレストン・モズレーラインにも歪が大きくなってきてるね。良くも悪くもF1の興行面を司ってる(かなり暗黒面っぽいけど)エクレストンにしてみれば、徐々にアメリカにF1も浸透してきて、ラスベガスGPの復活も聞こえ始めた時に思いっきり冷や水…かなり怒ってるようです。

実はテレビの視聴率…ITVの視聴率はカナダGPよりは悪いけどヨーロッパGPに比べ倍近くUPしたとか…日本の掲示板やブログでも最後まで見ちゃった人は多かったようですね…私も、怒りのあまり眠気が飛んで最後まで見ちゃいました…

ちなみに、FIAは今回リタイヤしたミシュラン7チームの公聴会を開き、ペナルティも考慮するらしいです…しかし、FIAフォーメーションラップをもってアメリカGPの成立を宣言した以上、各チームは安全性の考慮からリタイヤするに過ぎず、ミシュランに何らかのペナルティはあっても、チームにペナルティを科すのはどうなんだろう…(しかも、チームにペナルティが科された場合、執行猶予中のBARはどうなるんだろう…)

もう、これからIMSとか観客とか訴訟がはじまる可能性はあるが、それ以外はもうこの騒動は「危険と感じたチームがリタイヤした」で、終わらして欲しい。だた、単に終わりではなく、今後MI・BSともに起こりえる問題でもあるので、その時の対策を考慮する方にベクトルを変えて欲しいです。公聴会もそのための意見会なら…(でも、それなら全チーム呼ぶはずだよね…)

最後に思いつき…シーズンオフにでもミシュラン・チームはアメリカでノンタイトル戦をやるってのはどうだろう?
アメリカGPのチケット所持もしくはそれの購入を証明できる人は無料、その他の人にも格安料金で。

7チーム14台もあれば、レースとしては成り立つ台数だし、BSよりもチーム格差が平均的に散っていてて面白いレースになる。で、BSサイドも来る者は拒まずって事にする。フェラーリは反対しそうだけど、フェラーリマルボロにとってアメリカは重点マーケットだし、BSから見ればインディはテストできないコースなんだからデータ収集にも役立つしから、その点からフェラーリも納得して参加する可能性もある。

って、まぁ、これが出来るフィレキシビリティが有る位なら最初からこんな事態にはなっていなかったのかもね。

もう、アメリカGPのタイヤ問題の記事もこれで終わりになるといいなぁ