開幕戦

さて、私の風邪もやっと落ち着き、いまさらですがF1開幕戦の感想など書いてみました。

まずは、フィジコ&デビクルおめでとう。
フィジコは数レース中にポディウム以上がGet出来れば、いよいよフィジコ・ジンクスも消えたと思って良いんでしょうか(^^;


予選
うーん、今の1アタック2回の合算方式はどうだろう?。各ドライバーからもぼちぼちと否定的なコメントが出始めているようです。
確かにエンジンを温存させてたい今のレギュレーションじゃ、予選1回目が手抜きになる可能性をオミットするには有効だけど、ちょっと前の「ミカとシューとハインツが同タイム」とかのギリギリ感が無いんだよね…
まぁ、それはおいといても、あの天候による運ってのも少し救済があってもいいかな?今回、特にマッサがかわいそすぎ、シューや琢磨もインラップの時間が限定されているからエクストリームの準備が間に合わずインターミディット履いたらしいし、急な天候変化はちょっと時間を見てあげて欲しいな〜


タイヤ無交換
今回は新レギュレーション初レースって事もあるのか、なんとなく全体的に様子見って感じのレースだったような気がする。タイヤ無交換は、オーバーテイクで腕や経験の差が反映されるような気がするね。特にスタート1コーナーの「タイヤを労わるために余裕を持ってブレーキングした」ウェバーと、「タイヤを傷めないぎりぎりのレイトブレーキング」のクルザードのようなのは見ていて面白かったしね。
ただ、反面として琢磨達の活きの良いオーバーテイクも影を潜めがちだったり、ラップ遅れを抜く場合もいまいちだったりって事もあるな〜。


2GP1エンジン
まず、BARがやりましたね…ニックと接触した後のシューも「ダメージを受けた、もう走る必要もなかった」ってコメントからなんとなくエンジン交換も鑑みてリタイヤしたとも考えられるし。うーん、どうなんだろう???
今のところ他チームからの反対コメントもないし、レース前に各チームからこのような行為をする可能性があると語られているしって事で悪い事ではないのかもしれないが…ちょっとすっきりしないよね


トヨタ & BAR
序盤はヤルノがフィジコとファステストを出しあったりして、ちょっと期待したんですが…残念ながらリヤタイヤが痛んでしまいペースを維持できなかったようです。問題は、このリヤタイヤの痛みがたまたまなのかTF105の特性かってところですね。もともと、トヨタの両ドライバー共にテスト時からリヤタイヤの「持ち」に問題がとコメントしていたし…それでも、症状がはっきりしている点ではBARよりましでしょうか…どうも、今年のBARから去年のマクやウィルと同じ雰囲気が漂い始めているような…


フェラーリ
なんだかな〜予選で沈んだルビーニョは2位だし、ほとんど後ろからのシューもリタイヤ前にはポイント圏内にいたし…2005は2004の直系進化バージョンだから今回の2004Mでのデータもフィードバックされてさらに強力になってデビューしそう。うーーん(--;


でもって、全体的にエンジン温存、タイヤセーブ、緒戦の為の様子見っ、予選の天気の悪さからのあきらめ、て感じで全体的にギリギリ感って言うか切羽詰った緊張感が感じられないんですよね…シーズンが進めば変わっていくのかな〜。
どうせ、年間18〜20戦もやってテストも削減したいなら、いっそそのうちの5戦くらいをノンタイトルかなんかにして、エンジン・タイヤ数の制約はずして予選も1回複数アタックにしてみるってのも面白いような気がするな〜